どうもこんにちは。にしじぃです。
私が働いている部署は女性が多く、毎年産休(育休)を取る方がいます。「子供は日本の宝」ですので、非常に喜ばしい事です。しかし色々と思う事があり書いてみる事にしました。
決して子供が産まれる事自体を否定しているわけではありません。もちろん、子供を産む女性を応援したいという思いがあるのは本心です。
子供が増える事は喜ばしい事です

「にしじぃさん、私子供が出来まして・・・〇月一杯で産休に入ります」
「おぉぉ!おめでとうございます!元気な赤ちゃん、日本の宝を産んでくださいね」
これが毎回取り交わされるのです。いやぁ、子供が増えるって素晴らしい事ですよね。これは本当に思います。
少子化少子化と言われているこの世の中で、新たな命の誕生が続くと本当にうれしくなります。
ちなみに・・・この2年間で私の部署だけで4名の新たな命が産まれました。うれしいですね。
そう、子供が増える事はすごく良い事なのです。出産出来ない男としては母親となる女性を尊敬します。
もちろん、産休を取った方は100%戻って来てくれ「時短」という形で働き続けています。いやぁ、子育てしながら仕事をすることがどんだけ大変か・・・本当に頭が下がります。
そのようなワーママ(ワーキングマザーの略称です)さんと話すと、やはりご主人やご両親が育児に積極的に参加されているようです。偉い!
お互い働いているから分担されているんですね。私の部署では時短勤務のワーママさんは17:00で仕事を終える方がほとんどですが、結構足早に保育園へお迎えに行かれるようで、結構バタバタで帰っています。
いやぁ、そういう姿を見ると本当に大変だなぁと思います。
だから、必然的に「ワーママさんを助けてあげよう」と思うのです。そう、最初のうちは・・・
でも・・・当たり前ですが産休者や時短者がいるという事は残された人に仕事の負荷がかかるのです。そりゃそうですよね?今までフルタイムで働いていた人達なのですから・・・
残された人達はどう感じるのでしょうか?
うれしい事ではあります。これは事実で本心です。でも・・・どこか笑顔が引きつっているような・・・
問題は組織にあり

先ほども言いましたが、私の部署は女性が多いです。産休者や時短勤務者が多数います。でも、人員が増える事はありません。
あ、ちなみに私の部署は全部で15名程度です。そんな部署で、仮に一気に3人ほど産休に入ったらどうなると思います?もうパニックですよ。
いや、良くないと分かっていますよ。分かっているけど・・・
「また地獄が始まるな」
そう思ってしまうのです。短期間でも増員してくれれば良いですよ。そりゃいきなり増員しても同じパフォーマンスが出せない事くらい分かっています。そんなの期待していません。
何度も増員をお願いしても、決まって言われることは
「効率をあげれば乗り切れる」
もうはぁ~!?って感じですよ。
根性論ですか!?残された人間は無視ですか!?
そりゃね、効率化して多少の負荷には耐えれますよ。それが何度も、続いたらもう効率化じゃ片付きませんよ!?
そりゃ笑顔も引きつりますわ!!!
まあ、あまり細かいことを言うとバレてしまうので言えませんが、結構私が勤めている会社は話題になる事も多いのです。色々面白い事やる会社としてメディアにも取り上げられます。表面上はね・・・
産休、育休を取る(これから取る人も含め)のは権利であり、大事な事だと思っています。その方々には全く不満はありません。むしろ育休中は全力で子供と向き合う生活をして欲しいと思っています。
これってレアケース!?

私の部署などはレアケースでしょうか?でも、女性が多い部署(会社)はたくさんあると思うんです。まあ15名程度の部署で一気に3名ほど産休に入る事はレアケースでしょうかね・・・
こういうケースにも会社として対処できないとどうかと思います。そうしないと、産休に入る(妊娠を報告される)時に
「すみません」
という、なんとも悲しい言葉が出てくるんです。あり得なくないですか?
これから新たな命であり、日本の宝を産もうという時になぜ謝らなければいけないんですか!?絶対おかしいです。
結局、産休や育休に入るという事は残された人の負荷が大きくなってしまうという意識をさせているのです。三流の経営者は現場が見えていないのです。
表面上は「うちの会社は出産しても安心して働ける会社です」とアピールできます。それは嘘ではありません。事実私の会社は本当にたくさんのワーママさんがいます。
でも、残された人達へのフォローが全くないのです。これは問題ではないでしょうか?
そりゃ数十人いるような部署で一人が産休に入るような状態ならまだしも、私の部署の様に小規模であるにもかかわらず複数名産休に入るような事態になったら考えて欲しいです。
まとめ

今回は完全に私の愚痴になってしまいました・・・汗
しかし、これが現実なんです。残される者、特に男だとこういう事はなかなか言い出せません。だって、新たな命を否定してしまうように聞こえてしまいますので。
正直、私も最初はある種「仕方ない」という認識でした。だって1年ちょっとで戻ってきてくれるし、長い目で見れば私の老後の面倒を見てくれる宝ですから。
でも、全く人員補充してくれない会社にウンザリです。こちらから督促しても聞く耳を持ってもらえない。悲しすぎました。
本当にくどいようですが、日本の宝を産んでくれる女性の方々に不満はありません。どちらかと言えばもっともっと産んで欲しいくらいです。そうしないと日本が元気になりません。
不満があるのは「組織(会社)」に対してです。色々厳しいのは理解しますが、こういうところに手を当てていかないと会社は滅びます。恐らくそういう会社は内部から崩壊していくでしょう。
外ばかり見ていては足元をすくわれますよ!三流経営者の皆さん!気を付けなはれ~
以上、おわり!
最新情報をお届けします
Twitter でにしじーをフォローしよう!
Follow @nishiji2525