どうもこんにちは。にしじぃです。
今回は40代女性、会社員の方のご意見です。
既婚者って偉いの?

先日、友人と女子会をした時のことです。
友人(キャリアウーマン・独身)がモヤモヤすると言うので理由を聞いたところ、会社のパートさん(バツイチ)の心無い一言に傷ついたと言うのです。
「いい歳して独身の人って、絶対性格が悪いのよ」
何気ない会話の中に出てきた言葉で、友人に向けられたものではありませんでしたが、当然、自分が対象者に含まれることを自覚します。
彼女は家の事情から結婚しないことを選んだ人です。自分で決めたことですから堂々と生きてきましたが、この言葉にふと
「私って、そんな風に見られることもあるんだ」
と傷ついたそうです。
自分が納得していれば大丈夫、と思っていても、疲れた時や寂しいなと感じる時にそんな言葉を耳にしたら
「私は結婚しないのではなく、できなかっただけではないか。この人の言うように、性格に難があるから結婚できなかったのではないか」
と自分の生き方も未来も、不安に思ってしまうでしょう。
どっちもどっち

しかし、彼女もキャリアウーマン、なかなか気が強いので、次の瞬間こう思ったそうです。
「いや、性格とか言うなら離婚=失敗した人はどうなるの?実践済みだからそっちの方がよっぽどじゃない?」
その話を聞いた時、思わず笑ってしまいました。彼女の「転んでもただでは起きない」感じは嫌いじゃないです。でも、正直、思ったんです。
「どっちもどっち」
結婚をしない人、結婚に失敗した人、それぞれがダメだと言っているわけではありません。互いに批判しあっている様が「どっちもどっち」だなぁと思ったんです。
人それぞれの人生

今の時代、結婚をしないと言う選択をする人はたくさんいます。理由はそれぞれあると思います。私の周りでも
- 家族の介護
- 家族の病気
- 毒親
- 自分の病気
などの理由から結婚を諦め、一人で生きていく準備をしている人がいます。
その人たちはそれぞれ堂々としていて、自分はいろんな事情からこの選択しかできなかったけれど、その範囲で自分らしく生きていければいいと言います。とても強くて、凛としています。
人間的にも魅力的で見た目も綺麗な人も多いです。モテないはずがないし、いい奥さん、いい旦那さんになりそうな人たちです。でも、世の中には、結婚という制度を選ばなかったというだけで、その人自体を知りもしないのに「性格に難がある」というレッテルを張る人もいるんですね。
一方で、離婚を選んだ人にも理由はたくさんあります。
- 家と家との問題
- 嫁姑
- 生活、性格の不一致
- 金銭的な問題
など。決して、性格の良し悪しだけで離婚に至るわけではありません。当人同士だけなら問題ない場合も多いですしね。
Going your life!

人にはそれぞれ想像できない状況があって、いろんな思いと願いがあって、その中で必死で生きています。
「性格が悪いから」
という一言で、誰彼、批判することはできません。
むしろ、はたから見ていると、そんな言葉を吐く人の方が「性格が悪い」と思ってしまいます。
いや、その前に「性格悪い」の基準がわかりません。
誰基準?何基準?の良し悪しなんでしょうか。なんだか子供の喧嘩みたいですよね。
女性は特に、人と自分を比較したがる生き物です。
先のパートさんは、きっと満たされない何かがあって、独身でバリバリ働いている人がちょっとだけ羨ましかっただけなのでしょう。
友人も、ほんの少し湧き上がってきた「本当は結婚したかったのに」という思いが悔しくて、あんな風に思ってしまったんでしょう。
人を批判したり、小馬鹿にするのは、ただ不安やコンプレックスを誤魔化すためなのです。自分の心が満たされていて「凪」であれば、人のことなどどうでもよくなるものじゃないでしょうか。
その夜は、なかなかの量のワインが空になりましたが、酔っ払った彼女の笑顔を見ていると、不安や寂しさは私達の友情と楽しい時間で埋めることができたようです。
にしじぃより
確かに人生は人それぞれだと思います。自分で選択した人生なんだから楽しみたいですよね。
必ずしも結婚が人生を謳歌しているとは言い難い世の中!?
以上、おわり!
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