どうもこんにちは。にしじぃです。
最近の日本経済は順調と言われていますね。企業も最高益だったり業績好調という言葉が紙面などによく出てきます。
しかし、残念なことに海外とやり合えるだけの復活を遂げる企業はかなり少ないですね。
利益は出ているようですね

日本経済の良し悪しを測るものさしとして使われるのが「日経平均株価」があります。
つい先日なんかは
「数十年ぶりに高値を付けた!」
「リーマンショック以前に戻った!」
などという言葉も見聞きしました。しかし、なんだか従業員に聞くと紙面を賑わしているほどのポジティブコメントはみられませんね。
それどころか・・・
「給料上がらない」
「残業時間が削られて給料が下がった」
という言葉も聞きます。あ、そうそうフラリーマンなる言葉も生まれました。
フラリーマンに関しては以前書いていますのでそちらもどうぞ
何でしょうね・・・企業は利益出ているのにそこで働く従業員はあまり満足できていない。つまり、経営者は喜んでいるが構成員は喜んでいないという支離滅裂な状態なんですね。
なぜ満足できない?

企業の業績は何を隠そう構成員の働きの結果です。経営層の働きの結果と言われることはありますが、実務を担っているのは構成員ですよね?その構成員が満足できないって・・・
企業として成功と言えますか?
そんな状態では絶対長続きしませんよね?間違いなく構成員は疲弊(疲れ)しちゃいます。更に良いパフォーマンスを出すことは難しいでしょう。
間違いなく構成員の給料が上がっていないのです。じゃあ利益はどこにいってるのか?どこにもいっていないのです。企業内に貯めている状態なんです。
これがよくニュースとかに出てくる「内部留保」なのですね。
経営者は、あのリーマンショックなどの不況の事を考えてしまって、積極的に設備投資だったり従業員に給料アップなどの還元を出来ないのです。
間違いなく従業員に給料アップという形で利益を還元してあげればもっと業績も上がる可能性があるのにそれを放棄してしまっているんです。そのままでももっと業績が上がり、利益が出ると勘違いしています。
悲しい(イタイ)経営者が多いのです。一体構成員を何だと思っているんでしょうね!?
現場一流経営者三流!?

この「現場一流経営者三流」とは良く言ったものですね。日本人は勤勉で知られていますので、ある程度自己犠牲になっても会社のために頑張ります。これが良いところでもあるのですが、今の日本の状況からいくとこれがデメリットとなっています。
だから「過労死」だったり「サービス残業」という劣悪なモノがうまれてしまうのです。
しかし、海外の人はどうでしょうか?多少の自己犠牲はあるかもしれませんが、間違いなく日本人よりも自己犠牲率(そんなものあるのか!?)は低いです。
だから、日本人的な考えの経営者は外国の構成員をうまく使えません。使いにくいと思っているのです。少ない給料で馬車馬のように働くニホンジンが大好きなのです。
いい加減に自分が三流な考えをしていることに気付いてほしいですね。だから日本企業は世界に進出しても勝てない企業が多いのです。
一流の経営者がもっと増えてくれることを真に望みます・・・そうすれば日本経済はもっともっと良くなります。高度経済成長期にバリバリ働いていた様な経営者は・・・残念ながらこれからの経済に太刀打ちできないでしょう。残念!
経営者は、自ら現場に声を聞きにいってください。そして、悩んでください。経営層と構成員層のGAPを身をもって経験しないと本当の改善は出来ません。
とにかく現場に赴かない勘違い三流経営者が多すぎます。問題が見えていない三流経営者が多すぎます。
最後に

経営者の中には「私がここまで頑張ってきたから今の会社はあるのだ!」と言う人もいるでしょう。確かに規模を大きくしたのはあなたかもしれません。しかし、いつまで過去の栄光ばかり考えているのですか?
過去の栄光を振りかざしていれば安泰ですか?さすがにそう思っている人はほぼいないと思いますが・・・
では、何をしますか?部下に命じますか?そんな大事な事を?自分で動いた方が真の問題が見えるのに!?それをやらない?
私は経営者ではないですが、最近の企業の不祥事を見たり聞いたりして、ちょっと調べると三流経営者だなぁと思います。
あなたも、経営者じゃなくてもちょっと調べるだけで気付けるはずです。別に特殊な能力を持つ必要はありません。本気で会社の事、構成員の事を考えた企業活動をしているかどうかを見極めることができればあなたも経営者に!?
以上、おわり!
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