どうもこんにちは。にしじぃです。
先日、知り合いの方(女性)にダイエットについてお話を聞く機会がありました。皆さん何かしらダイエットについて考えられているんだなと改めて気づかされました。
この方は、若いころからぽっちゃり体形で、ピーク時には身長164センチで体重75キロありました。これではいけないと思いダイエットに挑んだ彼女。そこに待ち受けていた壁とは?
きっかけは失恋から

それは彼女が30代の頃、失恋をきっかけに
「絶対痩せてきれいになってやる!」
と堅く誓った彼女は自己流でダイエットを開始。とりあえず食べる量を減らす、甘いものは摂らない、脂っぽいものは避ける、という食事制限を自分に課したのです。
出だし好調・・・しかし

毎食満腹になるまで食べていたので最初のころはとてもきつく感じましたが、必死で1ケ月取り組んだおかげで75キロあった体重も64キロまで落ちました。
経過が良好だったので、この調子で続けていくことにしましたが、2ケ月を過ぎたあたりから身体に変調がでてきたのです。
まず、爪がよく割れるようになりました。次に髪の毛。枝毛が多くなりブラッシング中に切れることもしばしば。
今考えてみると栄養がいきとどかなくなった爪や髪の毛が悲鳴を上げてサインを送っていたのだと思います。
肌荒れもひどくなり、貧血気味で顔色も悪く、せっかく痩せてきているのにおしゃれを全力で楽しめない私は、何か満たされないモヤモヤ感を持ったまま過ごしていました。
食べなきゃ良いという考えは間違い!
そんなある日、栄養士の資格を持っている友人とお茶をしていたところ、ふと美容の話になり、私の爪や髪の違和感について話すと、友人は私の食事の様子など色々ききだしたあとに
「そのダイエット、危険だからやめなさい!」と一言。
なぜ?と問いかけた私に、友人は神妙な顔をしてバランスのとれた食事がいかに大切かということをとくとくと語りだしたのです。
目からうろこでした。さまざまな栄養素が私たちの身体にとってどんなに大切な働きをしてくれているのかを彼女はまったく知らなかったのです。
改めてバランスの良い食事を

その話を聞いて悔い改めた彼女は、早速自分の食生活を見直すことにしました。
まずはじめに取り組んだのは毎日適切なカロリーを摂取するということ。それまでは、とにかくカロリーを減らせ減らせの一辺倒でした。
しかし、食事量を極端に少なくし摂取カロリーが基礎代謝分のカロリーを下回ってしまうと、ホメオスタシス(恒常性)を持つ人間の身体は、少ない摂取カロリーでも生命活動を維持させるためにカロリー消費を抑えるようになってしまいます。
そのため基礎代謝が減り、結果的に痩せにくい体質になってしまうのです。
次に良質なたんぱく質を摂ること。タンパク質は身体の大部分を構成する成分です。
このたんぱく質が不足すると筋肉が落ちてしまい痩せにくい身体になります。さらに赤血球の中のヘモグロビンの材料となる栄養素なので、減少すると貧血や体力の低下など様々な問題を引き起こしてしまいます。
そして忘れてはいけないのがビタミン、ミネラル、食物繊維の存在です。
特筆すべきはビタミンB群でエネルギー代謝に深くかかわる栄養素です。さらに基礎代謝upや、むくみ改善、ストレス軽減などダイエットにうれしい様々な効果を担っているミネラル類。
血糖値の急激な上昇や、コレステロールの吸収を抑える水溶性食物繊維や便通を促し有害物質を体内から排出させる不溶性食物繊もダイエットには無くてはならないものなのです。
結果(まとめ)

これらをふまえてバランスの良い食事を心がけた結果、彼女は55キロまで体重を落とすことができました。もちろん身体は健康です。
無知だった彼女も、今では家族の食を支える立場です。ダイエットを通じて学んだこの「バランスの良い食事」を家族にも提供しているそうです。
間違った食事制限でひどい目にあいましたが、このきっかけがあったからこそ栄養について色々調べる習慣がつき、料理も得意になったそうで。素晴らしい!
これからダイエットを始める人にも、きちんと食べて健康に痩せることを目指してほしいと思います。
楽しく続けることが何より大切ですよ。
以上、おわり!
Ps.本記事に書いていることはあくまで私見であることをご了承ください。共感・批判はあると重々認識しております。
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